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畳をつくる

畳の勉強会で、20センチ四方のミニ畳を制作しました。

そのレポートを。


たくさんおいてあった種類の中から、好きな畳表、縁のデザインを選びます。

本物のい草のものや高級な感じのする縁もおいてあったのですが、私は、普段つかわないような色合いものをあえて選びました。機能付きで水色の表と、水玉模様の縁。

畳床は9mmぐらいのボード(たぶんダイケンのダイライト?かな)。を利用しました。


まずは、畳表と畳床の端をあわせて、平行が狂わないよう、かつ、シワにならないように、引っ張りながらタッカーで固定していきます。


固定したものがこれ。




固定した畳表に、縁をつけるためのガイド(厚紙のような用紙)をタッカーで固定します。


そのガイドに、裏側むけた縁を差し込み位置を丁寧に合わせて、同じくタッカーで固定します。

折り返して畳の端をかぶせるようにするため、この状態では裏を上にして、同時に、折り目になるラインを気を配ります。折り目の位置が縁に施されたデザインにたいして斜めになったりずれたりすると、きれいに見えてこないので、注意が必要です。




折り返していくとこんな感じになります。

どうでしょう?


端にくることになる水玉が、同じ位置で折り目がつくように、また、畳表の織り込みのラインともずれないように位置にだいぶ気を使いました。




折る位置をきれいに納めたら 縁を引っ張りながら畳の端に巻き込み、裏側で固定します。




最後に、はみ出た両端の縁に切り込みをいれ少し加工し、小口側がきれいに見えるように丁寧に折り込みます。ここはとても難しく、写真に取り忘れました。笑


職人さんでも、この部分を納めるのには修行がいるそうです。


最後にすべてをかくせる滑り止めシート(最初の写真に写っている緑色のシート)を裏側全面に貼り完成です。




さて、どのように使いましょうか?

それをかんがえるのも楽しみです。

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