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たいよう学園

学童保育は放課後だけでなく長期休暇中も対象なになるので、計算すると学校より多い日数を過ごす事になります。そこで、園長の掲げたスローガンは「第四の教育」の場。この施設は、ただ児童を預かり時間を過ごすものとは一線を画し、遊びや生活の場としてだけでなく、異年齢、少人数、そして、放課後だからできる、学校・家庭・社会教育を補完し、総合する、児童育成に大きく関わる新しいタイプの「教育活動の場」として計画されていきました。

学童保育のみの単独施設はあまり類がなく、設計は手探り、かつ、設計期間、施工期間、準備期間、その他諸条件など、いずれも大変厳しい中で進められました。

今は大きなチャレンジでありますが、おそらく今後の学童保育のプロトタイプの一つとなると思います。住宅と学校の間のような、明るい大きな家族の家のようなものを考えながら設計しました。

子供の笑顔と笑い声が絶えない施設です。

DATA:

所在地 /神奈川県厚木市

主要用途/学童保育施設

規模構造/木造(軸組) 地上2階

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